女の子の恋物語
リビングにある時計をみると、時刻は7時だった。


キッチンに行って食パンを手に取り、トースターに入れてスイッチを押す。


すると、玄関の方でガチャっという音がした。

気になって見に行くと、それは硲だった。




「硲!あんたなんで昨日来なかったの?」


まぁ、来られても食材なんかなかったんだけど…


「別に…いいだろ」


プイッと硲が顔をそらした。


別に…って何よ…。


「いつも食べに来てたのに急に来なくなったら心配になるでしょ!?」

「毎日いくなんて言ってねーだろ」




カチンッときた。
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