─龍華の乱れ─

「なつきーー」

ガバッ

ドアを開けたら、いきなり誰かに抱きしめられた

「なつき・・・」

この声ゎちーちやんだな

「会いたかった・・・」

・・・ちーちやん・・・・ごめん．

「今まで、どこに行ってたんだよ」

でも──
こうするしか、なかったんだょ．．．

「まだ、あのこと気にしてんのか・・・？あれは事故だ！！なつきのせいじゃないんだ！！それに、お前には仲間がイッパイいるだろ？」

ちーちやんの声が静かな理事長室に響き渡る．

でも、泣いてるせいか、あまりよく、聞き取れない．

「頼むから・・・──忘れてくれょ」

バンッ！！

『忘れる？何、バカなこと言ってんの？ちーちやんゎもう忘れたとでも言うの？ちーちやんゎアタシが嫌いなこと知ってるょね！？』

「アッ！！
ごめん」

『知ってるなら、なんでそんなこと言うの？アタシ今のちーちやん嫌い』

シーン・・・

ちょっと言い過ぎちゃったかな？
でも、あれを言われたら仲間だろうがアタシだって黙っていられない．

「ごめん．」

『ううん．アタシもごめんね？』

「なつきーー」

ｳﾜｯ！

「俺．俺．本当ごめんなぁ。」

『もぅ、いいょ』