Love Prince
回想・・・
私と彼の出会い…それは寒い冬のことだった。
私が息を白く染めながら訪れた公園でルークの散歩をしていた時だった。
凍った雪で足を滑らせ、転んでしまった私に手を差し伸べてくれたのが彼だった。
「---大丈夫ですか?」
『はい!ありがとうございました。』
私はお礼を言い、その場を去ろうとした。
すると呼び止められ・・・
「よかったら今度ここでお会いしませんか??」
そんな声が聞こえてきた。