月光レプリカ -不完全な、ふたつの-
■3章 月蝕
3章 月蝕
あなたをまとうのは、あたしでありたかった。
つまらないあたしを、あなたは自分のものにしたがった。
あなたをまとうのは、あたしでありたかった。
つまらないあたしを、あなたは自分のものにしたがった。