月光レプリカ -不完全な、ふたつの-
静かにドアを開け、図書室に入る。いつもは勉強や読書で数人が居るのに、今日は誰も居ないようだった。
まぁいいや、静かで良い。
あたしは、いつも座る一番端の机に陣取った。ひとまず、本を返却しなきゃ。返却ボックスが設置されてるので、それに入れた。
次回までやってくるように言われた古文のプリントがあった。
梓たちと合流しようと思ってたので、あまり長く居るつもりはなかったけど、そのプリントをやっちゃおうかなと思った。
今日も暖かい日だった。
少しずつ夕陽になってきているけれど、やっぱり冬から春になったなって感じ。日が長くなった。
オレンジ色と、本のくすんだ背表紙、本棚の茶色が合わさって、図書室全体が一枚の絵のよう。気持ちがいい。
将来、本屋さんに勤務とかもいいなぁ。毎日本に囲まれて。あとはそれこそ図書館に勤務。最高だろうなぁ。
まぁいいや、静かで良い。
あたしは、いつも座る一番端の机に陣取った。ひとまず、本を返却しなきゃ。返却ボックスが設置されてるので、それに入れた。
次回までやってくるように言われた古文のプリントがあった。
梓たちと合流しようと思ってたので、あまり長く居るつもりはなかったけど、そのプリントをやっちゃおうかなと思った。
今日も暖かい日だった。
少しずつ夕陽になってきているけれど、やっぱり冬から春になったなって感じ。日が長くなった。
オレンジ色と、本のくすんだ背表紙、本棚の茶色が合わさって、図書室全体が一枚の絵のよう。気持ちがいい。
将来、本屋さんに勤務とかもいいなぁ。毎日本に囲まれて。あとはそれこそ図書館に勤務。最高だろうなぁ。