月光レプリカ -不完全な、ふたつの-
「失礼します」
生徒会室のドアを開け、中を覗く。すると、メンバーが何人か居た。
「あ、書類? ありがとう」と女子の先輩が寄ってきた。
「中尾くんまだ来てないから、あたし預かるよ。ありがとう」
「すみません、じゃあお願いします」
あたしはプリントの入った封筒を預け、生徒会室を出た。
「……」
梓と美由樹に待っててもらえば良かったかな。意外と早く用事が済んでしまった。一緒にマック行けば良かったかも。
仕方なく、教室にある鞄を取って帰る事にした。
生徒会室がある3階の窓の外、目を細めて眺める。この頃はずっと天気が良く、過ごしやすい。季節的には梅雨時期に足を突っ込みそう。
でもそろそろ「梅雨前線が……」とお天気お姉さんが言い出すんだろうな。
生徒会室のドアを開け、中を覗く。すると、メンバーが何人か居た。
「あ、書類? ありがとう」と女子の先輩が寄ってきた。
「中尾くんまだ来てないから、あたし預かるよ。ありがとう」
「すみません、じゃあお願いします」
あたしはプリントの入った封筒を預け、生徒会室を出た。
「……」
梓と美由樹に待っててもらえば良かったかな。意外と早く用事が済んでしまった。一緒にマック行けば良かったかも。
仕方なく、教室にある鞄を取って帰る事にした。
生徒会室がある3階の窓の外、目を細めて眺める。この頃はずっと天気が良く、過ごしやすい。季節的には梅雨時期に足を突っ込みそう。
でもそろそろ「梅雨前線が……」とお天気お姉さんが言い出すんだろうな。