眼鏡と私とあなた
「え、なになに?」

と、どうやら気になっている感じの男女が数人聞いてきた。

「それは内緒なのよ♪」

「なんだよそれー」

・・・この眼鏡。

かけここち良すぎ。

みんながわーわーやっている中、私は新しい眼鏡を褒めていた。




「町田さんっ」

後ろから声掛けられた。

あ、この声は

「秋山君」

「って、どうしたのその顔!?」

「あー、今朝ヤンキーに絡まれちゃって」

「ひでーことするやつもいるんだな」

「これくらい大丈夫」

「なら、いいけど」
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