眼鏡と私とあなた
あの時助けてくれたのは誰だったんだろう。

佐柚ちゃん教えてくれなかったし。

すごく意味ありげだったけど。

「絶対に聞き出してやるんだから」

私は布団に入った。

いろいろ考えたら眠くなってきたかも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・




ん?

これって、夢?

だよね、私さっき眠ったばかりだし。

・・え、秋山君?

目の前には、眼鏡をかけた秋山君がいた。

何をしてるんだろう?

「秋山君?」

「町田さん・・あのね」

深厚そうな顔をする秋山君。
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