眼鏡と私とあなた
「あとさ、どこまでついてくる感じ?」

「学校までっす!さすがに、校門でお別れになってしまいますが・・・学校終わるまでここで待ってますんで!」

おっと、それは学校側に迷惑なんじゃ?

「じゃあ、ちゃんと隠れててね?ほら、堂々と居座ってたら警察に通報されかねないし・・・ね?」

「わかりましたぁ!」

ちょっと不安だけど・・・まぁ、いいか。

徹君が暴走しても、隼人君がいるし・・・大丈夫かな。

「じゃあ、いってきます!」

「いってらっしゃい!!」

て、家族か!

なんてずれた突込みをしてみる。




教室。

「おはよー」

すると、教室中の誰もがこちらを見た。

「?」
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