疾風迅雷〜君は嵐のように現れた〜
「ねぇ、てっちゃん。あたしの部屋って広い?」
「杏子の部屋は15畳だけど狭かった?」
「15畳!?いや、充分!」
ママと鉄心さんは大学からの仲だから、一緒にいても何の違和感もない。
だからといって夫婦に見えるかと言ったらそうともいいづらいけど…
まぁ、2人ともまだ34だからなぁ。
「部屋には一応一式揃えといたから、好きに使ってね」
「何からなにまでホントありがとうございました」
そんなあたしに向かって鉄心さんは笑顔で言った。
「実紅ちゃん、敬語はなしね。いちおうパパなわけだし?」
「あっ、そっか。そうだよね」
「杏子の部屋は15畳だけど狭かった?」
「15畳!?いや、充分!」
ママと鉄心さんは大学からの仲だから、一緒にいても何の違和感もない。
だからといって夫婦に見えるかと言ったらそうともいいづらいけど…
まぁ、2人ともまだ34だからなぁ。
「部屋には一応一式揃えといたから、好きに使ってね」
「何からなにまでホントありがとうございました」
そんなあたしに向かって鉄心さんは笑顔で言った。
「実紅ちゃん、敬語はなしね。いちおうパパなわけだし?」
「あっ、そっか。そうだよね」