からふるな苺



ピンポーン………。

ガチャ、「あっ、桜。」
「どした?」「一応あがって。」

不思議と不安で
憂斗の部屋に入った。


「話がある」??「何?」

「俺さ、お前……の事好き………。」
////
ん?今なんて言った??

好き……………?。
「高校入ってからずっと好きだった。今から少し時間やるから。………………答えて」


……………。



私の頭の中は何がなんだかパニックを起こしていた。



「………、考えとく。」
「じゃあね。」

「っ、桜?今度の日曜日空いてる??」
「空いてるけど…」
「んなら、今度の日曜日までに答えくれ。OKなら10時に〇町の時計台で待ってる。」



いきなりだった。
憂斗からこんな事を告げられるとは全く思わなかった。


だけど私はもしかしたら
憂斗の事を小さく好き
って思ってたのかな





ルールー♪

「どうした?桜????」
「あっ、瑞稀。話したい事があるの。今下いるから下りてきて。」―――――

私は誰かに相談したい一心で
親友の瑞稀に話す事にした。



「ごっめーん、」
「いいよ、話したい事があるんだ………。」
「何????」
「……………憂斗に告られた」
「はぁっ?!まぢバナ?」
「OKなら今度の日曜日、時計台来てって」
「で、どうすんのさ。」
「……………友達としては大好き。恋愛対象と……。少し好きかも。憂斗と話してる時だけはなぜか心臓が痛いの。」








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