いちごキャンディー
もう15分以上は語っている、兄貴の好きな所。
スーパーにはとっくにたどり着いていて、食材をカゴに入れながらその口は止まらない。
『いやな所はないの??』
そろそろ兄貴の好きな所は遠慮したくなってそう言ったのに
「いやな所かぁ…しいていうなら、優しすぎな所??みんなに優しいんだもん。」
だってさ‥‥ははっ(苦笑)もう、結構です…
『ものすごく好きなんだなぁ‥‥』
「桃真君もでしょ?!」
『えっ?!』
紫織さんがそう言って微笑んだ。…空澄が羨ましがるのがわかるな。
本当のお姉ちゃんじゃないけど、本当のお姉ちゃんだったとしても紫織さんならきっとこんな感じなんだろう。
「桃真君はどこが好きなの?!」
ふわっとした笑顔で聞いてくるもんだから、ぽろりと言ってしまった。
しかもかなりマニアックな発言だった。
『飴を食べてる時の顔。』
瞬時にそれに気づいて《変態》と思われたかもと心配で、ぱっと紫織さんの顔を伺うと
「いいね、そうゆうの!!きっとそう答えるのは桃真君だけだよ?」
心配とは逆にとても絶賛されてしまった。
正直、嬉しかった。
スーパーにはとっくにたどり着いていて、食材をカゴに入れながらその口は止まらない。
『いやな所はないの??』
そろそろ兄貴の好きな所は遠慮したくなってそう言ったのに
「いやな所かぁ…しいていうなら、優しすぎな所??みんなに優しいんだもん。」
だってさ‥‥ははっ(苦笑)もう、結構です…
『ものすごく好きなんだなぁ‥‥』
「桃真君もでしょ?!」
『えっ?!』
紫織さんがそう言って微笑んだ。…空澄が羨ましがるのがわかるな。
本当のお姉ちゃんじゃないけど、本当のお姉ちゃんだったとしても紫織さんならきっとこんな感じなんだろう。
「桃真君はどこが好きなの?!」
ふわっとした笑顔で聞いてくるもんだから、ぽろりと言ってしまった。
しかもかなりマニアックな発言だった。
『飴を食べてる時の顔。』
瞬時にそれに気づいて《変態》と思われたかもと心配で、ぱっと紫織さんの顔を伺うと
「いいね、そうゆうの!!きっとそう答えるのは桃真君だけだよ?」
心配とは逆にとても絶賛されてしまった。
正直、嬉しかった。