いちごキャンディー
次の日の昼休み、図書室に向かう俺の体に怪奇現象が起こった。

図書室はもう目前!!そんな時‥‥

急に腕を引かれて俺の体は、ものすごい勢いで曲がるつもりのない廊下を曲がらさせられた。


『っ!!』


驚いている俺に怪奇現象の正体がその現象のように勢いよく話しかけてきた。


「桃真ぁーっ!!」

『榊っ!?』


俺の腕を勢いよく引きよせたのは榊だったらしい。

頼むから、もうこんな登場はやめてくれ。ビビるから‥‥


「クリスマスパーティーしよっ?!」

『はぁ!?』


そんな事を言うだけのために俺の心臓に負担をかけたのかっ!!


『何でまた急に‥‥』

「なんでって??楽しそうだからに決まってるじゃん!!」


輝く笑顔を向ける榊


『別にいいけど、毎年うちでやってんだよ!榊も来たらいいじゃん?』


俺がそう言うと榊は


「何だ、じゃあパーティー企画しなくてもよかった。」


などと意味の分からないことを言い始めた。

とりあえず廊下は寒いので当初の目的地であった図書室で話すことにした。


――
――――

『はぁ?!』


なにを言い出すかと思えばそんな事か‥‥
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