いちごキャンディー
それと同時に静かな図書室に走り込んできた迷惑な奴…
その必死な形相を見て、榊への感謝でいっぱいだった心が少しめんどくさい空気を感じ取った(笑)
『どうした?隆平。』
「なぁ‥‥クリスマス暇?」
『はぁ?!』
やっぱり…榊の次はお前かよっ?!
「イルミネーション見に行かねぇ??」
「青田と行けよ!」
何なんだよ。
なにが楽しくてクリスマスにお前とイルミネーションなんか…。
「2人じゃいやだって。」
キッパリと断った俺に、隆平が捨てられた子犬のような目で縋るように言った。
「俺と2人じゃ行かないって!!なぁ頼むよ。一緒に行って??」
顔の前で手を合わせて頭を下げ“お願い”って言う隆平。
椅子の上に正座してるし…。
『なぁ‥‥それってさ…その時点で脈な「言うなぁ!!」
俺の“脈なし”発言に勢い良く言葉をかぶせてきた隆平。その目は真剣で真っ直ぐで、羨ましい程男前な顔をしている。
うん、気合いはあるみたいだ。
その必死な形相を見て、榊への感謝でいっぱいだった心が少しめんどくさい空気を感じ取った(笑)
『どうした?隆平。』
「なぁ‥‥クリスマス暇?」
『はぁ?!』
やっぱり…榊の次はお前かよっ?!
「イルミネーション見に行かねぇ??」
「青田と行けよ!」
何なんだよ。
なにが楽しくてクリスマスにお前とイルミネーションなんか…。
「2人じゃいやだって。」
キッパリと断った俺に、隆平が捨てられた子犬のような目で縋るように言った。
「俺と2人じゃ行かないって!!なぁ頼むよ。一緒に行って??」
顔の前で手を合わせて頭を下げ“お願い”って言う隆平。
椅子の上に正座してるし…。
『なぁ‥‥それってさ…その時点で脈な「言うなぁ!!」
俺の“脈なし”発言に勢い良く言葉をかぶせてきた隆平。その目は真剣で真っ直ぐで、羨ましい程男前な顔をしている。
うん、気合いはあるみたいだ。