いちごキャンディー
隆平が到着したので予定通りご飯を食べに向かっている。

店なんかは全部隆平に任せているから隆平の後ろを付いて歩く俺たち。


「お腹すいてる?」


と、いう隆平の問いかけにみんなが頷いた。


「誰かさんが遅れてきちゃったからねぇ!」


青田はそれに一言付け足した。


「はい、すみません…」

隆平はそう言い頭を下げた。

少し歩いて目的のお店に着いた。外観は可愛くおしゃれなカフェのようだ。

看板には“パスタとピッツァ”と書いてあったので、イタリアンだとわかった。中に入るとアットホームな雰囲気でメニューを開くとリーズナブルで安心した(笑)


『隆平こんな店知ってたんだ?』

「あぁ、親がイタリアン好きでさ(笑)」


まさかこんなにおしゃれなお店をチョイスするなんて思ってもいなかったので少し驚いた。親のおかげか(笑)


『何食べよ‥‥』


俺がメニューを見て悩んでいると隆平がメニューの中の一つを指を指して言った。


「俺ペペロンチーノ!!うまいよ?!」

『じゃあ俺もそれにしよっかな。』


俺の好みは把握している隆平が言うんだから間違いないだろう。

自分のオーダーが決まったから空澄と青田にも聞いた。
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