いちごキャンディー
悪気がないのはわかっているよ??

でも…


「ねっ?」


辛いんだよ。


『あぁ、わかってるよ!』


そう言いながら空澄の頭を撫でた


「…ももちゃん??」

『んー…?』


急に頭を撫でたからビックリしたのか、俺に問いかけてきた


「どうしたの?」

『何が?』


手をおろし、笑ってみせた


「…真桜兄みたいだよ?」

『たまにはいーだろ?ケチケチすんなよ(笑)』


そう言ってまた頭を撫で回してやった


「変なのー(笑)」

『(笑)』


そんな風にじゃれてるとすぐに家まで帰り着いてしまった


「じゃあね!!時間とか決めたらすぐ教えるから!!」

『おぅ!』


そう言って家に入ってく空澄をいつものように見送った



―ガチャ

『……ただいま…』


小さく帰宅を知らせ、リビングに入る


「おかえりっ!今日は早かったのね!!」

『…あー……空澄が生徒会なかったから。』

「そう。元気ないわねぇ?」


やばい、めんどくさい事になる前にごまかさなきゃ!


『別に?眠いからかな、ご飯まで寝る!』


そして俺は部屋に閉じこもった
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