いちごキャンディー
入り口で貰った園内マップをみんな一斉に広げた。それぞれ目当ての動物を探している。
「ねぇ、日高君は何がみたい?」
園内マップを眺めながら桃真に訪ねる若葉
『そうだな…くま?とか(笑)』
「えっと…、月の輪熊がいるっ!!」
「じゃー熊から行こうぜぇ!!」
隆平のその言葉によって最初は熊からの見学に決まった
熊の檻に辿り付くまでに猿山とキリンと像の檻を通り過ぎた。
別にじっくり見たわけじゃないけれど、もうその三つは見て回ることはないだろう
俺は熊の檻まで歩きながら榊に話しかけた。
『榊は何見たいの?』
「うさぎとか見たい!」
榊は俺の想像よりもずっと、女の子らしい発言をしたから少し驚いた。
『あぁ、ふれあい広場みたいなのがあるよな?うさぎ好きなんだ?』
「小動物好きなんだっ!うさぎ飼ってんの!」
と、飼っているうさぎの話をしてくれた
『へぇ、じゃあ熊とか言わなきゃよかったな(笑)』
なんて言いながら俺は榊と話してたけど、後ろを歩く空澄と隆平の会話が気になって仕方なかった。
「ねぇ、日高君は何がみたい?」
園内マップを眺めながら桃真に訪ねる若葉
『そうだな…くま?とか(笑)』
「えっと…、月の輪熊がいるっ!!」
「じゃー熊から行こうぜぇ!!」
隆平のその言葉によって最初は熊からの見学に決まった
熊の檻に辿り付くまでに猿山とキリンと像の檻を通り過ぎた。
別にじっくり見たわけじゃないけれど、もうその三つは見て回ることはないだろう
俺は熊の檻まで歩きながら榊に話しかけた。
『榊は何見たいの?』
「うさぎとか見たい!」
榊は俺の想像よりもずっと、女の子らしい発言をしたから少し驚いた。
『あぁ、ふれあい広場みたいなのがあるよな?うさぎ好きなんだ?』
「小動物好きなんだっ!うさぎ飼ってんの!」
と、飼っているうさぎの話をしてくれた
『へぇ、じゃあ熊とか言わなきゃよかったな(笑)』
なんて言いながら俺は榊と話してたけど、後ろを歩く空澄と隆平の会話が気になって仕方なかった。