いちごキャンディー
歩き回っているとイルカの水槽の前で、スタッフのお姉さんに声をかけられた
「只今、10周年記念キャンペーン中で無料で記念撮影をしているんですがよかったらどうですか?」
そういえば至る所に“10周年”の文字が掲げられているな、なんて思いながら榊に聞いてみた
『どうする?撮ってもらう?』
「いーの!?」
『何がっ?!』
俺たちのそんな会話を聞いてお姉さんが笑った
「すみません、つい(笑)初々しくて可愛いなと思って!記念ですので是非!!」
『じゃあ、お願いします!』
俺はそう返事をしてお姉さんに言われイルカの水槽の前に榊と並んで立った
「はい、チーズ!!」
―カシャ
――カシャ
フラッシュが二回光って、シャッターを切る音も二回聞こえた
お姉さんが持つポラロイドカメラから二枚の写真が出てきて、俺たちに一枚ずつ渡してくれた
「どうぞ!」
『ありがとうございます。』
写真を受け取り、その場を後にした
『あ、出てきた』
少したつと写真の画像がはっきりとしてきた
「‥ほんとだ。」
『……写真嫌いだった?』
「え?」
心なしか元気がなくなった様に感じたから聞いてみた
「只今、10周年記念キャンペーン中で無料で記念撮影をしているんですがよかったらどうですか?」
そういえば至る所に“10周年”の文字が掲げられているな、なんて思いながら榊に聞いてみた
『どうする?撮ってもらう?』
「いーの!?」
『何がっ?!』
俺たちのそんな会話を聞いてお姉さんが笑った
「すみません、つい(笑)初々しくて可愛いなと思って!記念ですので是非!!」
『じゃあ、お願いします!』
俺はそう返事をしてお姉さんに言われイルカの水槽の前に榊と並んで立った
「はい、チーズ!!」
―カシャ
――カシャ
フラッシュが二回光って、シャッターを切る音も二回聞こえた
お姉さんが持つポラロイドカメラから二枚の写真が出てきて、俺たちに一枚ずつ渡してくれた
「どうぞ!」
『ありがとうございます。』
写真を受け取り、その場を後にした
『あ、出てきた』
少したつと写真の画像がはっきりとしてきた
「‥ほんとだ。」
『……写真嫌いだった?』
「え?」
心なしか元気がなくなった様に感じたから聞いてみた