いちごキャンディー
やっと家にあがる事ができ、みんなで食卓を囲む事に成功した。


『へ?泊まんの??』

「うん!帰ったら置き手紙しかないんだもんっ!!ビックリした!」


そう言って空澄が見せてくれた紙には“日高さんのお家にお泊まりしてね”と、書かれていた

おばさん…説明なしですかっ?!そりゃあ、ビックリするわなぁ…


「確か親戚の方が亡くなったとか言ってたような気がするわ!」

『ちょっとアバウトすぎじゃない??』


もっと詳しく聞いときなよ?!と、言っていると隣で兄貴がとんでもない事を言い出した


「空澄!久しぶりに一緒に風呂入るかっ(笑)?」

『なッ///バカな事言ってんじゃねーよ!』

「私おっきくなったし、真桜兄ゆっくり入れないよ(笑)」

「うん、大きくなったな!!いろいろと(笑)」

『何言ってんだよ兄貴っ///空澄も問題そこっ!?ゆっくりできても入るなよ!15にもなって!』


叫んだ俺に3つの視線



「「「(笑)」」」


くっそぉ…父さんも母さんも兄貴も!!!ニヤニヤしてんじゃねーよ!みんなにバレてるからたちが悪い…


――夕食後―


「よかった。」


リビングでソファに並んで座り、ゆっくりしてたら空澄がそう呟いた
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