いちごキャンディー
笑顔
夏休みも終わって今日から新学期
俺には一つ気になっていることがあった‥‥
『兄貴‥‥何やってんだろうな‥』
「はぁ?!」
俺の呟きに隆平が即座に反応して顔を向けた。
「真桜さん何かあったの?!」
『んー‥‥元カノを誘拐しに行ったっきり帰ってこねぇ!!』
説明してやったら隆平は“誘拐っ!!?”とバカでかい声で叫んで、入ってきた担任に怒られていた
――
―――
滞りなく一日は終わって後は帰るだけとなった
「なぁ、マジ真桜さん何やってんの?!」
よっぽど兄貴のことが気になっていたのか、HRが終わって担任が出ていくと同時に俺の元へやってきた隆平
『さぁなぁ!?よくわかんねぇ‥‥』
「えっ!?まだ帰ってきてないの?」
一ヶ月半ほど前の終業式の日のように、後ろから聞こえた声が口を挟んだ。
『榊っ!!』
「まだ帰ってないんだ?」
榊は驚いた顔してもう一度聞いてきた。
『うん。』
「それって大丈夫なの?!」
『さぁ!?(笑)』
そんな会話をしながらふと、そう言えば隆平に別れたこと言ってねぇなぁ‥‥と思った瞬間だった
「二人は夏休みデートしたんですかぁ(笑)?!」
隆平が聞いてきた
俺には一つ気になっていることがあった‥‥
『兄貴‥‥何やってんだろうな‥』
「はぁ?!」
俺の呟きに隆平が即座に反応して顔を向けた。
「真桜さん何かあったの?!」
『んー‥‥元カノを誘拐しに行ったっきり帰ってこねぇ!!』
説明してやったら隆平は“誘拐っ!!?”とバカでかい声で叫んで、入ってきた担任に怒られていた
――
―――
滞りなく一日は終わって後は帰るだけとなった
「なぁ、マジ真桜さん何やってんの?!」
よっぽど兄貴のことが気になっていたのか、HRが終わって担任が出ていくと同時に俺の元へやってきた隆平
『さぁなぁ!?よくわかんねぇ‥‥』
「えっ!?まだ帰ってきてないの?」
一ヶ月半ほど前の終業式の日のように、後ろから聞こえた声が口を挟んだ。
『榊っ!!』
「まだ帰ってないんだ?」
榊は驚いた顔してもう一度聞いてきた。
『うん。』
「それって大丈夫なの?!」
『さぁ!?(笑)』
そんな会話をしながらふと、そう言えば隆平に別れたこと言ってねぇなぁ‥‥と思った瞬間だった
「二人は夏休みデートしたんですかぁ(笑)?!」
隆平が聞いてきた