いちごキャンディー
兄貴と父さんと母さんは、俺が頭でもぶつけたんじゃないかと、本気で心配している様子だった(笑)
コンビニまでの道のりは兄貴と紫織さんの話で盛り上がった。
「真桜兄、頑張ったよねぇ!?」
『だなぁ(笑)』
兄貴は紫織さんの実家まで行ったはいいが、結婚させて欲しいと言って断られたそうだ。
だけど、滞在中に毎日毎日頭を下げに行ったらしい‥‥
紫織さんも本当は兄貴が好きだから一緒に頼み倒したって言ってたな。
「本気で頼んだらちゃんと伝わるんだね!!」
『伝わったのか親御さんが根負けしたのか…(笑)』
「“俺が北海道に来ます”って言ったのがよかったんじゃないの??」
『ああ、それだっ!!こられちゃ迷惑だと思ったんだよきっと(笑)』
「あー、ももちゃんひどいっ(笑)」
紫織さんは二人姉妹の長女で、親御さんとしては婿養子をとりたかったみたいだ。
北海道の冬場は厳しいから地元の人がよかったみたいだけど、毎日毎日頭を下げにくる兄貴を見て妹さんが“私が家を継ぐわ”と言ってくれたそうだ。
『でもまぁ、何でもいいよ、幸せなんならさ。』
俺がそう言ったら空澄が“そうだね”って笑った
コンビニまでの道のりは兄貴と紫織さんの話で盛り上がった。
「真桜兄、頑張ったよねぇ!?」
『だなぁ(笑)』
兄貴は紫織さんの実家まで行ったはいいが、結婚させて欲しいと言って断られたそうだ。
だけど、滞在中に毎日毎日頭を下げに行ったらしい‥‥
紫織さんも本当は兄貴が好きだから一緒に頼み倒したって言ってたな。
「本気で頼んだらちゃんと伝わるんだね!!」
『伝わったのか親御さんが根負けしたのか…(笑)』
「“俺が北海道に来ます”って言ったのがよかったんじゃないの??」
『ああ、それだっ!!こられちゃ迷惑だと思ったんだよきっと(笑)』
「あー、ももちゃんひどいっ(笑)」
紫織さんは二人姉妹の長女で、親御さんとしては婿養子をとりたかったみたいだ。
北海道の冬場は厳しいから地元の人がよかったみたいだけど、毎日毎日頭を下げにくる兄貴を見て妹さんが“私が家を継ぐわ”と言ってくれたそうだ。
『でもまぁ、何でもいいよ、幸せなんならさ。』
俺がそう言ったら空澄が“そうだね”って笑った