愛を知った日
「パーティーですか?」
翔が私の前で手紙をひらひらとさせる。
「あぁ。規模のでかいパーティーがある。メイドも執事もくるように書いてある。」
・・・あぁ。そういえば、私の実家(?)にもきてたなぁ・・・大量の手紙。
あんなかにあるのかな?一応一条邸の人間だから。
まぁ、一回もパーティーなんか出たことないけどね。
親が、ゆきにあわせたくなかったらしいし。
だから、行っても一条邸の祖父と私の親とゆきは気づくかな・・・。
「来いよ、柚華。ゆきも呼んでる。」
「・・・・はい」