愛を知った日
とりあえず、出席をすることになった私。

村木さんにあれこれと教えてもらって、


とうとうパーティーの日。


村木さんは執事だから、なんども出席してわかっているから、とてもたのもしかった。



メイドと執事は、料理を運ぶなどのことをするので、

一足先に会場にきています。










「うわぁ・・・・ひろい・・・・」




「そりゃぁ、そうですよ、一条さん。たくさんのお金持ち達が来るんですから。
 主催の人は貸しきったはずですよ?」






「そうですけど・・・」





でも、目の前にたつ高級ホテルは、貸しきるためには、ものすごい額のお金がかかる。


そこまでして、このパーティーをしたいのかがどうしても謎だ。




「主催の人・・・二宮さまのメイドが多いでしょうけど、頑張って仲良くしてくださいね?仲良くしておくと、この後とてもすごしやすい環境になるでしょうから」



「・・・え?」




「あぁ、そういえば、あなたの友達の、西村・・・でしたっけ?来てますよ?
 二宮様のメイドでしたから」



「二宮・・・初音?」



初音の苗字をちょっと忘れかけていた・・・。

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