キミに逢いたい…
手を引かれ校舎を出たところでヒカルは

「…ごめん」
と 手を離した

わたしは息が切れていた

「エリコにあんなこと言ったらまたわたし悪口言われるじゃない…」

「だってああいう女、嫌いなんだ」

「………で、ジュンくんの過去って?」

「……言うのやめた」
「え?」

「それよりおもしろぃ事考えた」

ヒカルは突然ニコッと笑い

次の瞬間

私はヒカルの顔が目の前にあった

唇が重なりキスをされた

わたしは呆然と立ち尽くし動けなかった

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