キミに逢いたい…
「ユキ?」

わたしはジュンの言葉にハッとした

「どうした?ボーっとして」

「ううん…」

わたしたちは付き合いだし一か月が経とうとしていた

「来週末、海でも行く?」
「え?」
「な?行こ?」
「う…うん」

私は未だにジュンといると緊張する

目もあわせられない


わたしはジュンといるとかわいくなれる気がした

前を向ける気がした

この人ならわたしを変えてくれる気がした

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