ただ逢いたくて
「林梨ちゃん可哀相」
みんながみんな
俺の悪口を聞こえる
ように言う。
ドンッ
強く机を叩いた。
みんなが俺に視線を
向ける。
「黙れ!!
お前らみんな
うぜぇよ」
そう言って教室を出た。
隣のクラスの人達も
何事かとのぞいている。
気にせず階段を上がり
屋上へ向かった。

屋上に来るのは
久しぶりだ。
嫌な事があった時は
ずっと屋上にいた。
マンガ
読んだり音楽聞いたり
一人でなんかやってた。
一人で…。
その時、誰かが
屋上に入ってきた。
林梨!?


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