ただ逢いたくて
やべぇ、可愛い。
何も考えずに
気づいたら林梨を
抱きしめていた。
「ちょっと!」
抵抗する林梨を見つめる。この時は林梨の目を
見る事が出来た。
そして、
顔を近づけ優しく口と口
重なる。なぜか林梨を見ていたらキスしたくなった。なんか恥ずかしい。
「ごめん…。」
そう言うと
「なんで謝るの?
ちょー嬉しかったん
だから」
えっ!?
それって…。
「私ずっと前から
建也くんの事好き
だったの。プリント
見た時は本当に
チャンスかと思った」
「まぢ?」
「うん。だからプリントを 口実に付き合って!って
言ったの」
なんだよ。それ。
悩んでた俺がバカ見てぇじゃねぇか。

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