ただ逢いたくて
「前話した時は
不良じゃない人が
好きって言ってた」
俺の顔をまじまじと
見てきた。
「こうゆう格好してる
から飽きられてるん
じゃねぇか?」
すました顔で言ってきたからムカついた。
でもそこは気持ちを
抑える事ができた。
これで林梨をふりむかす事が出来る。
そう考えるだけで
幸せだった。

さっそくスーパーに
行って髪を黒に戻すためのスプレーをいっぱい買いつくした。
店員は驚いてたけど
そんなの気にしなかった
とにかく今すぐ林梨のために出来る事をしたかった。


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