-Many mind-


疑わずにはいられない。
こんな適当に言われたって
何を信じればいいのか…


『…それじゃあね』


『おう。またな』


小さく微笑んで
学校へ歩き出した。


足取りが重い。

学校なんか行ったって
一人でいて惨めになるだけなのに。


でも…
あいつがいたらそれも変わるかなって思った。



初めての友達に、
すこしだけ、期待をしてしまった。



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