わたしの太陽は関西弁。
……………
「なんでだろ?」
「へ?」
そういえばちゃんと考えたことなかった
なんでイチカと話したりすると顔が赤くなったり心臓がバクバクするんだろう?
「無月、まだ気づいてなかったの…」
優奈がブツブツとつぶやく
「なんでだろ…」
「俺は」
パッと顔をあげると真がまっすぐわたしを見ていた
「俺は優奈と会ったとき心臓がバクバク言ってたよ」
真が微笑む
優奈が横で真っ赤になってる
あれっ?
一緒?
「じゃあ俺らも帰るか」
「…うん」
返事をするもののさっきの事が頭の中でグルグル回っていた
「じゃあねー!無月」
「うん、優奈も真もまたね」
優奈と真は手をつなぎながら帰っていった
わたしも足をすすめる