わたしの太陽は関西弁。

「うん」

「じゃあまた明日ね無月!」

と言いながら優奈は走っていった

元気だなぁ…

とか思いながらわたしも足をすすめた


「すいませーん!ちょっとそこの黒髪のこー!」

声に反応し振り向いてみるとすごい金髪の男の人がいた

え?
わたし?

首を少し傾げながら自分を指差してみる

「そうそう!きみやー!」

か、関西弁…

「○△公園ってどこか教えてくれへん?俺、最近ここらへんに引っ越してきてんけど、散歩してたら迷ってもうてん」

うわー
わたし初めて生の関西弁聞いたよ

「おーい。聞いとるか?」

「っ!!」

顔が近いっ!!

「あれ?熱でもあるんか?顔めっちゃ赤いやん」

「い、いえ!大丈夫です…」

と言いながら後ろに下がり距離をとった
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