わたしの太陽は関西弁。
転校生は関西人
「ほぉーー。それでそれで?」
「家の前でわかれた。それですごくドキドキした」
わたしは学校に来てすぐに昨日のことを優奈に話した
「へぇー。やっとかぁ」
優奈はさっきからずっとニヤニヤしながらよくわからないことをつぶやいている
「なにがやっとなの?」
「いやー、なんでもないよ。やっぱりこういうことは自分で気づかないとね!」
わけがわからない…
「優奈」
頭の上にハテナマークを浮かべていると教室のドアの方からハスキーな声が聞こえてきた
その声を聞いたとたん優奈は素早く振り向いた
「真ちゃん!!」
黒髪の短髪で一重の切れ目
長身でハスキーな声
村瀬 真 ムラセ シン
優奈の彼氏
イケメンの方に入るのだろうけど元々目付きが悪く見えるのと無口なのとであまり女子は近寄れないみたい
「ごめん無月。行ってくるね」
頬をゆるませながら優奈は真の方に走っていった