わたしの太陽は関西弁。

周りの生徒は真が微笑んでいるのを興味津々に見ている

可愛く頬を少し染めながら話す優奈と優しく微笑む真

その光景をぽーっと眺めながら思い出したのはイチカの笑顔


うーー…まただ

またドキドキしてきた…

「ちょっと！どうしたの無月？顔めっちゃ赤いよ」

ハッとして顔を向けると優奈がいた

「あれ？優奈、真は？」

「真ちゃんなら教室に帰ったよ」

あぁ。
そうなんだ…

「それで？無月ちゃん、なんでそんなに顔が赤いの？」

優奈がニヤニヤしながら聞いてくる

せっかくのかわいい顔がだいなしだと思うよ…

「な、なんでもないよ」

「えーーウソだー！」

優奈の取り調べ(？)に困っているとちょうど先生が入ってきた

「ほらっ優奈、先生きたよ！」

優奈はしぶしぶ自分の席に戻っていく

タイミングよく入ってきた先生に感謝した