あした
幸子が 冷蔵庫から オレンジジュースを取り出した。
コップを4個用意して ジュースを注いでいる。
「おばさん お皿は どこですか?」
「ああ、美咲ちゃんはお客様なのに 使って悪いわね・・・」
「いいんです。これでいいかな・・・・」
お皿を1枚取り出すと そこに ピザをのっけ トレーにジュースと一緒に置く
「マコの所に 上げてきてもいいですか?」
「そうね・・・私が 上げるより 喜ぶかもね。」
「そんなことは無いと思いますが・・・・」
そう言いながら 美咲が マコの部屋に入って行った。
仏壇はない・・・
マコが生前使っていた 机の上に 彼の笑顔の写真が数枚・・・
幸子が手向けた花に囲まれている・・・
何気に置かれたマコの携帯・・・
マコと2人で取った 記念写真とも言える プリクラ・・・・
小さなコマの中で 私とマコの幸せそうな笑顔がはじけている・・・・
留守番の伝言メッセージがマコの明るい声だ・・・
『はい!!今 忙しくて 電話でられませ~~ん メッセ入れてください。
入れた奴 限定で 電話します。』
うそつき・・・
今は メッセいれたって 限定のお返事寄越さないくせに・・・・
幸子がそう言って 少し寂しそうに微笑んだ。
コップを4個用意して ジュースを注いでいる。
「おばさん お皿は どこですか?」
「ああ、美咲ちゃんはお客様なのに 使って悪いわね・・・」
「いいんです。これでいいかな・・・・」
お皿を1枚取り出すと そこに ピザをのっけ トレーにジュースと一緒に置く
「マコの所に 上げてきてもいいですか?」
「そうね・・・私が 上げるより 喜ぶかもね。」
「そんなことは無いと思いますが・・・・」
そう言いながら 美咲が マコの部屋に入って行った。
仏壇はない・・・
マコが生前使っていた 机の上に 彼の笑顔の写真が数枚・・・
幸子が手向けた花に囲まれている・・・
何気に置かれたマコの携帯・・・
マコと2人で取った 記念写真とも言える プリクラ・・・・
小さなコマの中で 私とマコの幸せそうな笑顔がはじけている・・・・
留守番の伝言メッセージがマコの明るい声だ・・・
『はい!!今 忙しくて 電話でられませ~~ん メッセ入れてください。
入れた奴 限定で 電話します。』
うそつき・・・
今は メッセいれたって 限定のお返事寄越さないくせに・・・・
幸子がそう言って 少し寂しそうに微笑んだ。