あした

しばらく　３人でピザを食べながら　マコの思いで話で盛り上がった・・・

と・・・

いきなり　智也が　マコの机に向かって　正座しなおした。

【何?】

マコの笑顔の写真に向かって　智也が言った。

「マコ・・・俺じゃ　駄目かぁ?」


智也の一言に　一瞬場が静まった。

「いいんじゃない？　美咲ちゃんさえ　よければ・・・・ねぇ。マコ。」

【は・・・・はい？？？私さえ良かればって。　何が？】

キョトンとしている　美咲に向かって　幸子が微笑んで尋ねた。

「ねぇ・・・・美咲ちゃん　正直に答えて欲しいの・・・」

「はい・・・・」

「美咲ちゃんにとって　マコはどんな　存在だったの？」

「えっ？」

美咲がとっさに　返事に詰まっているのをみて　幸子が微笑んで　智也に言った。

「智也君。　これが　あの子からの返事だと思うわ。」

「それって・・・どういう　僕　賢くないから　理解できない・・・」

幸子の質問に　考えていた　美咲が返事をした。

「マコの事大好きでした・・・恋人になれなかったことが　残念です。」

「恋・・・・びと・・・？」

「後は　美咲ちゃんの気持ち次第だと思うわ・・・・
　マコは　いつでも　バトンを差し出している・・・・」

【えっ？・・・・ようやく　話の内容が見えた　美咲の表情が　困惑した】

そうだ・・・私が　バトンどとするなら・・・

マコは私が　いつまでも　自分を思って　自分に縛られて　恋愛もせずにいることを

望まないだろう・・・・

それは　よく　承知している。

しっているけど・・・・

そんな事って・・・・