あした
「あっ・・・ありがとう。い・・・いやぁ、僕こそ 自転車こぐのに
夢中になっていて前を見ていなかったからいけないんです。」
美咲が差し出した テッシュを受け取り 鼻血をふき取りながら 彼が言った。
確かに、この坂を制覇するには 前なんて見ていられないかもしれない。
彼の返事がおかしくて 思わず 美咲が噴出した。
「ふっ・・・確かに この坂一気に上り切るには 覚悟がいりますね。」
「あ、ぶつかった弾みで ハンドルが少し曲がっちゃってる・・・時間ありますか?
あれば そこの公園で僕 直しますが・・・・」
「直せるんですか?」
「この 程度なら何とかなると思うけど・・・」
「すみません・・・勝手に自転車止めたのは 私の方なのに。」
「僕の自転車 押してきてもらえますか?」
彼はそう言うと 公園に向けて美咲の自転車を押していった。
彼の後について 美咲も公園に向う・・・
途中でお詫びにと思い 缶コーヒーを2本自販機で買って・・・・
夢中になっていて前を見ていなかったからいけないんです。」
美咲が差し出した テッシュを受け取り 鼻血をふき取りながら 彼が言った。
確かに、この坂を制覇するには 前なんて見ていられないかもしれない。
彼の返事がおかしくて 思わず 美咲が噴出した。
「ふっ・・・確かに この坂一気に上り切るには 覚悟がいりますね。」
「あ、ぶつかった弾みで ハンドルが少し曲がっちゃってる・・・時間ありますか?
あれば そこの公園で僕 直しますが・・・・」
「直せるんですか?」
「この 程度なら何とかなると思うけど・・・」
「すみません・・・勝手に自転車止めたのは 私の方なのに。」
「僕の自転車 押してきてもらえますか?」
彼はそう言うと 公園に向けて美咲の自転車を押していった。
彼の後について 美咲も公園に向う・・・
途中でお詫びにと思い 缶コーヒーを2本自販機で買って・・・・