あした
「ああ・・・・」
「ま・・・・マコ何泣いてるの?」
「い・・・いや 別に・・・・」そう言いながら 誠があわてて手で顔をこすった。
「それより 学校は?毎日さぼっていたら 御両親にまた 叱られるぞ」
「休学中」
「えっ?」
「今は 学校より 大事な勉強を見つけたから 必ず 高校は卒業する事を
約束して そっちを優先にしてもらったの。 それより、もてるのね。
ケアホームのおばあちゃんに 求愛されているんだって?」
「あ・・・・ああ、お多恵さんね。」
「お多恵さんっていうんですか・・・・」
「ああ。」
まぶしそうに 晴れ渡った 大空を見つめながら 彼が背伸びを1つした。
「妬けるな・・・」
「えっ?」
「ライバルがいるから・・・・」
「90歳のおばあちゃんと張り合うのかよ・・・・それより
高校の勉強より先に勉強したいことって なに?」
「人生哲学」
「へぇ~凄い 勉強始めたんだなぁ~。」
「で、お願いしに来たの・・・・」
「俺に?」
「うん!!」
「なに?」
「先生になって。」
「は・・・・はぁ?・・・・・ぷっ・・・・
何言い出すのかと思えば・・・・俺に?」
「真剣にお願いしてるんですけど・・・・」
「俺が先生だんなんて 荷が重すぎるよ。」
「そんなことないです。 私 マコさ・・・いいえ マコの傍で
色んな事感じたいんです。」
「それは いいけど・・・・でも、 俺そんなに 沢山は無理そうだ・・・」
誠はそう呟くと 深い溜息をつきながら 空を見上げた。
「ま・・・・マコ何泣いてるの?」
「い・・・いや 別に・・・・」そう言いながら 誠があわてて手で顔をこすった。
「それより 学校は?毎日さぼっていたら 御両親にまた 叱られるぞ」
「休学中」
「えっ?」
「今は 学校より 大事な勉強を見つけたから 必ず 高校は卒業する事を
約束して そっちを優先にしてもらったの。 それより、もてるのね。
ケアホームのおばあちゃんに 求愛されているんだって?」
「あ・・・・ああ、お多恵さんね。」
「お多恵さんっていうんですか・・・・」
「ああ。」
まぶしそうに 晴れ渡った 大空を見つめながら 彼が背伸びを1つした。
「妬けるな・・・」
「えっ?」
「ライバルがいるから・・・・」
「90歳のおばあちゃんと張り合うのかよ・・・・それより
高校の勉強より先に勉強したいことって なに?」
「人生哲学」
「へぇ~凄い 勉強始めたんだなぁ~。」
「で、お願いしに来たの・・・・」
「俺に?」
「うん!!」
「なに?」
「先生になって。」
「は・・・・はぁ?・・・・・ぷっ・・・・
何言い出すのかと思えば・・・・俺に?」
「真剣にお願いしてるんですけど・・・・」
「俺が先生だんなんて 荷が重すぎるよ。」
「そんなことないです。 私 マコさ・・・いいえ マコの傍で
色んな事感じたいんです。」
「それは いいけど・・・・でも、 俺そんなに 沢山は無理そうだ・・・」
誠はそう呟くと 深い溜息をつきながら 空を見上げた。