あした
「私もそう思うことがあるから わかるのよ・・・」
「おばさんも・・・」
「ええ・・・ここ 数日特にそれを感じるわ・・・
マコね・・・ドクターに必ず聞くのよ・・・
モルヒネの量・・・・」
「それって・・・・」
「ドクターが 痛みが強いようだから 少し量を増やしましょう・・・なんて
答えようものなら、必ず抵抗するのよ。 増やさないでくださいって・・・」
「どうして?」
「あの子 なにが なんでも 25歳の誕生日だけは 迎えたいって・・・・
今まで お誕生日なんて 祝った事もなかった・・・あの子言うのよ・・・
お誕生日って 本来 親に感謝する日だったんだって・・・生んでくれてありがとう
ここまで 育ててくれてありがとう・・・・って御礼を言ってケーキを食べる日だった んだって・・・育ててもらった子供がプレゼントを貰うんじゃなくて 育ててくれた親に
逆にプレゼントを送る日なんだって・・・・」
「お礼を言いたいんだ・・・・」
「最期の親孝行なんだって・・・・」そこまで言うと 幸子の声が詰まった・・・
「美咲ちゃん・・・お願い 美咲ちゃんに 辛い思いをさせて本当に 悪いと思っているんだけど・・・・あの子の 傍にいて あの子を励ましてあげて・・・・今のあの子の
支えになるのは 美咲ちゃんを置いて他にはなさそうなの・・・・」
「おばさん・・・・」
「こんな 酷なお願いする 私って 凄く 身勝手だと思う・・・
マコにばれたら きっと マコには怒られると思うわ・・・でも、1人で
頑張ろうとしている あの子を見てると 辛くて・・・・」
「ごめんなさい・・・私・・・」
「そ・・・そうよね。 こんな事 お願いしてどうかしてたわね。」
「い・・・いいえ・・・そうじゃなくて・・・」
「えっ?」
「自分だけ逃げてたのが なんだか 恥ずかしくて・・・・」
「美咲・・・ちゃん?」
「私、私が絶対 マコに25歳の誕生日迎えさせて見せます。」
「おばさんも・・・」
「ええ・・・ここ 数日特にそれを感じるわ・・・
マコね・・・ドクターに必ず聞くのよ・・・
モルヒネの量・・・・」
「それって・・・・」
「ドクターが 痛みが強いようだから 少し量を増やしましょう・・・なんて
答えようものなら、必ず抵抗するのよ。 増やさないでくださいって・・・」
「どうして?」
「あの子 なにが なんでも 25歳の誕生日だけは 迎えたいって・・・・
今まで お誕生日なんて 祝った事もなかった・・・あの子言うのよ・・・
お誕生日って 本来 親に感謝する日だったんだって・・・生んでくれてありがとう
ここまで 育ててくれてありがとう・・・・って御礼を言ってケーキを食べる日だった んだって・・・育ててもらった子供がプレゼントを貰うんじゃなくて 育ててくれた親に
逆にプレゼントを送る日なんだって・・・・」
「お礼を言いたいんだ・・・・」
「最期の親孝行なんだって・・・・」そこまで言うと 幸子の声が詰まった・・・
「美咲ちゃん・・・お願い 美咲ちゃんに 辛い思いをさせて本当に 悪いと思っているんだけど・・・・あの子の 傍にいて あの子を励ましてあげて・・・・今のあの子の
支えになるのは 美咲ちゃんを置いて他にはなさそうなの・・・・」
「おばさん・・・・」
「こんな 酷なお願いする 私って 凄く 身勝手だと思う・・・
マコにばれたら きっと マコには怒られると思うわ・・・でも、1人で
頑張ろうとしている あの子を見てると 辛くて・・・・」
「ごめんなさい・・・私・・・」
「そ・・・そうよね。 こんな事 お願いしてどうかしてたわね。」
「い・・・いいえ・・・そうじゃなくて・・・」
「えっ?」
「自分だけ逃げてたのが なんだか 恥ずかしくて・・・・」
「美咲・・・ちゃん?」
「私、私が絶対 マコに25歳の誕生日迎えさせて見せます。」