あした
「約束だよ」
「ああ・・・・」
指きりげんまん・・・・
ふと、思う・・・・海辺なのに なんで こんなに静かなの?
そんな風に思ったとき 美咲は 夢から現実に引き戻された。
「!!?」
握り締めていたはずの 誠の手・・・・
指きりげんまんになってる・・・・
【そっか・・・マコ 本当に 10日まで頑張るつもりなのね。】
そこへ 幸子と友紀人が 連れだって入ってきた。
いくらか 暗い表情の 幸子の事が 美咲には気になった。
「おばさん?」
「えっ?」
「どうかされたんですか?」
「ど・・・どうして?」
動揺を悟られまいと幸子が必要以上に明るく答えた。
「今ね・・・不思議な夢をみていたんです。」
「どんな 夢?」
「マコと海辺で かくれんぼする夢。」
「かくれんぼ?」
「ええ。憎らしいったら ないんですよ。 私のこと
運動不足だなんていうんです。」
「ふふ・・・夢の中でまで 憎まれ口たたくなんて あの子らしいわね」
「でしょ?もう1つ 言ってました。」
「なんて?」
「今 こういして 私とおばさんが マコの悪口言ってるのも
ちゃんと わかっているって。」
「だから 言うなって?」
「ふ・・コイツ・・・」
友紀人も誠の寝顔を見て 少し寂しげにつぶやいた。
「ああ・・・・」
指きりげんまん・・・・
ふと、思う・・・・海辺なのに なんで こんなに静かなの?
そんな風に思ったとき 美咲は 夢から現実に引き戻された。
「!!?」
握り締めていたはずの 誠の手・・・・
指きりげんまんになってる・・・・
【そっか・・・マコ 本当に 10日まで頑張るつもりなのね。】
そこへ 幸子と友紀人が 連れだって入ってきた。
いくらか 暗い表情の 幸子の事が 美咲には気になった。
「おばさん?」
「えっ?」
「どうかされたんですか?」
「ど・・・どうして?」
動揺を悟られまいと幸子が必要以上に明るく答えた。
「今ね・・・不思議な夢をみていたんです。」
「どんな 夢?」
「マコと海辺で かくれんぼする夢。」
「かくれんぼ?」
「ええ。憎らしいったら ないんですよ。 私のこと
運動不足だなんていうんです。」
「ふふ・・・夢の中でまで 憎まれ口たたくなんて あの子らしいわね」
「でしょ?もう1つ 言ってました。」
「なんて?」
「今 こういして 私とおばさんが マコの悪口言ってるのも
ちゃんと わかっているって。」
「だから 言うなって?」
「ふ・・コイツ・・・」
友紀人も誠の寝顔を見て 少し寂しげにつぶやいた。