恋のつぼみ

「・・・家まで送る」

「――いいよ!! 一人で帰る!!! ・・・またね」


もう・・・一人にして・・・。


あたしは、蓮くんに背を向け・・・遊園地のゲートを後にした。


そして・・・静かに涙をこぼした。


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