恋のつぼみ
「…あの…悠斗ッッ、ちょっと屋上まで…いい??」

なんとかしゃべれた…。

ってかこれから心臓もたへんし!!


悠斗と神崎は、振り向いた。

「あぁ、いいよ。」


悠斗は頭をポリポリかきながらそう言った。




あたしは悠斗と屋上へ向かった。


ぁぁああ゛~~!!ヤバイ!!心臓爆発しちゃうよッッ!!
あたしちゃんと話せるかな??


屋上へ到着…☆

―――ドッキンドッキン

本当は屋上への出入りは禁止だけど、鍵なんかかかってないから誰でも出入りできる。
要するに、この学校の告白スポットということ。



あたしと悠斗は向き合って立った。

時々吹く風で髪がなびく。


「あの…悠斗…あたし、」



伝えるんだ!!








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