恋のつぼみ
……そして、とうとう放課後!!

緊張するー…。


「花音、がんばるんやお!!」

「うん。ありがとね。愛梨もがんばってね!!」

「ん。お互いね。んじゃ、あたし校門で待っとるでね☆」

「分かった! バイバイ」

「バイバイ!!!!」


こうして、あたしと愛梨は別れた。

教室に向かった。


ホンット緊張するよぉお~!!
悠斗、受け取ってくれるかなー!?

…ダメ元で行くべきだよねッッ!!

「ファイトーぉ…オー!!!」

あたしは一人で気合を入れていた。




教室に到着。

教室のドアの曇りガラスから悠斗の姿が見える。


――――このドアを開けたら…。

怖くて…不安で…手が震えてドアを開けれない…。


5分ぐらいドアの前に立っていたのかな??

……行かないと今まで頑張ってきた事が無駄になっちゃう、愛梨だって応援してくれている。

…行かなきゃ!!

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