恋のつぼみ
―――――翌朝


「愛梨、おっはよぉ~♪」

あたしは、愛梨の背中をポンとたたいた。

「花音☆ おはよ。てか、今日テンション高くない??」

「うふふ♪」

あたしは自然とにやけてしまった。


「キモイって・・・・てか何なの~?? 突然にやけて・・・」

「実は・・・・・」


あたしは昨夜の出来事をすべて話した。






「――――ぇえ゛!?!?!? それってマジで言ってるん???」

「うん♪ マジマジ!」

「やったやん、花音♪ おめでとー!!!!!」

「ありがとぉ!」


素直に嬉しい。

愛梨は自分の事のように、喜んでくれる。


「もぅ愛梨大好きぃぃいい!!!!!」

「あたしも花音、大好きやで☆!」



愛梨がいなかったら、
あたしは失恋のショックから立ち直れないでいたと思う・・・・。



愛梨には本当に感謝してる。



「って、花音!! 時間ヤバイんじゃない!?
急いで学校行くよぉ~!!!!!」

「まじでぇ? また遅刻とかありえん~! 走ろぉ!!」
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