恋のつぼみ
「もう、そろそろ帰るかぁ~」
「そーやね」
もうゲームにも飽きてきた頃やし。
「なぁ~花音」
「ん~??」
「お前、悠斗と・・・仲良いのか?」
「なんで・・・??」
え・・・どういうこと?????
「あっ、イヤ・・・なんでもねーよ」
「そっか・・・、てかあたし、ここの角曲がったら
家だから、ここで」
「あっ、おう。じゃあ、またな!」
「・・・・・・・・うん! ばいばい」
あたしが歩き出そうとした、その時――――
「――――――――――」