幸せというモノ

ラブレター

「いってきますっ!」

「いってらっしゃい」


お母さんが、笑顔で手を振り

玄関の前で私を見送る。


――――――ガチャ。


ドアノブを掴み

戸をあけると…


「おはよ~!」


そこには、笑顔で立っている

美紅がいた。


「なんで、ここに?!」


どうして、ここにいるのか分からずに

その場で突っ立っている私。


「いやぁ、ここ通りかかったら

ちょうど愛美が見えてさ」


そういうことか、と解決した私。

「あっ、そうなのか~」



「それよりさ、一緒に学校に行こう!」

「うん、もちろん!!」


学校に付くまで

ずっと美紅と2人で話しながら登校した。
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