幸せというモノ
雅の話しによれば…




手紙に書いてある通り

図書室へ1人で向かったらしい。


中に入ると

そこには、女の子の後ろ姿が…。


雅は手紙の差出人は

この人かもしれない。

そう思い、声をかけてみた。


すると……

「あっ、雅紀くん!」


見たこともない女の子に

いきなり自分の名を言われ

一瞬ビックリしてしまう雅…



「これ…君が俺の下駄箱に入れたの?」


雅は、その女の子に

ラブレターと思われるものを

見せつけた。


「うん、それは私だよ!」

「それで…伝えたいことって?」


「あぁ…伝えたいっていうか

教えてほしいことがあるのっ//」


そう、照れながら話す女の子…。



「教えてほしいこと?」



「うんっ!

…もしよければ、メアド教えて?」


その発言に、雅は驚いた。


メアドを教えてもらうために

わざわざ手紙まで書いたのか。


そう思った雅…


結局、その女の子と

メアドを交換したらしい。   







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