幸せというモノ
そして、もう1つ

私の中が思ったこと…。


それは…




“メアド”




その言葉で、ふと思った。


なにか忘れている。

そう…私、まだ雅と

メアドの交換をしていなかった。


前から思っていた。

何かが物足りないな…と。


でも、自分から

“教えて”なんて、言えるはずがない。


雅だって、私と交換しても

ただ迷惑なだけ。


だから聞くのは止めた。

そう思った時だった…






「そういえばさ…

まだ愛美のメアド聞いてなかったよね?

だから…交換しよ?」



そう言ったのは

紛れもなく雅の声だった…
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