幸せというモノ
少し、中学時代のことを

思い出しながら歩いていると


「ここか、D組は…」

自分のクラス、D組を見つけた。


教室の戸を開けると


数人の友達同士が

仲良く会話をしていたり

1人で読書をしている人や

男子が変な遊びをしている人もいた。



その中をくくり抜け

自分の席に着く。


スクバの中から教科書類を取って

机の中に入れる


途中…

前から、いい匂いが漂ってきた。


きっと匂いのもとは

前の席の子。


友達もいないし

ちょうどいい機会だから

思いきって前の子に話しかけてみた。


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