幸せというモノ
「何、なんか呼んだ?」

と、雅っていう人が

こっちを振り向いて話しかけてきた。


その瞬間、なにかが輝いて見えた。

目が大きくて瞳が綺麗。

そして、ちょうどいい具合に膨らんでいる唇。


見るからに綺麗でサラサラしていそうな

茶色い髪の毛…


この人は、まさに完璧な人。


じっと見ていると、なんだか心臓が

ドキドキと鳴り響いた。


なんだろう…この感情……


見るたびに、ドキドキ感が増していき

そして、胸が


――――――キュウッっと締め付けられる感じ。



このパターンはもしかして……





一目惚れかも。

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