優しい風〜隠れ美少女の初恋〜【完】
専務でも、社長の息子さんだけあって、姉貴の旦那も使える。

穂波さんにお礼は言ったけど、何か返さないとな。

俺はワインをガブガブと呑んでる麗香さんの隣に座り、風君に「ごめん」と謝り、また足すりをして来た藤堂麗香の足を蹴った。



「いった――ッ!!;;」



「キモいんだよ、ババア」



俺の発言に、3人は顔色を変えた。

1人は赤くしてんだけどな。



「私に言ったの!?」



「他に俺に足すりするキモいババアがどこにいるんだよ」



俺が睨めば、「もう一度、言ってみなさいよ!!」と、完全にキレる。
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